12月25日(金)に大阪で開幕するJOCジュニアオリンピック「第29回全国都道府県対抗中学バレーボール大会」に、女子神奈川県代表(12人)として鴨宮中の落合杏奈さんと川端向日葵さん、酒匂中の新井菜月さん(すべて3年)が出場する。
今夏、中学総体神奈川県予選の決勝で顔を合わせた両校から、3人が県のプライドを背負って全国の舞台へ立つ。
県準優勝の鴨宮中は、夏の関東大会が終わると、3年生5人全員が選考会に参加。県内から集まった約200人の参加者から、落合さんと川端さんが勝ち抜いた。「絶対選ばれたいと思っていた」と2人は口を揃え、持ち前のレシーブとトスの技術を存分に発揮。目標にしてきた県代表のユニフォームに袖を通すこととなった。
代表チームでは落合さんがライト、川端さんがセッターでスタメン出場が期待される。大会を前に落合さんは「最後まで今までやってきたことを全力で」、川端さんは「楽しみながらやれば勝てる」と自信をのぞかせた。
目標は全国制覇
県優勝校の酒匂中から選出された新井さんは、今大会でリベンジを誓う。
夏は関東大会を突破し、全国大会に出場するも、予選リーグで敗退。「みんなが悔しい思いをした。県選抜に選ばれてチームメートも応援してくれているので、中学バレーの集大成として頑張りたい」と話す。
スパイクを武器とする新井さんのポジションはレフト。「苦しい場面でもしっかり決めて優勝したい」と決意を語った。
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