「第70回市町村対抗かながわ駅伝競走大会」(秦野市中央運動公園〜県立相模湖公園/7区間、51・9Km)が2月14日に開催され、小田原市(安池一公監督)は前年の6位を上回る5位になった。記録は2時間44分35秒だった。
冷たい雨に時折吹きつける強風で、小田原チームのランナーたちは苦しめられた。1区で昨夏の県中学チャンピオン鈴木海斗君(泉中3年)が2位と好スタートを切ったが、続く川口賢人さん(日本大2年)や船津麻里さん(小田原市体協)が思うようにペースをあげられず苦戦を強いられた。
しかし、今年の小田原チームは全員で粘った。2人の前後を走った三宅翔太さん(秦野市役所)や辻海里君(相洋高2年)が粘りの走りで勢いを保つと、6区で樽木将吾さん(小田原市役所)が一時4位に押し上げる快走をみせたが実らず。アンカーの鈴木開登さん(東京農業大1年)が5位でゴールテープを切った。
安池監督は「3位の背中が見える位置でレースができ、選手一人ひとりがすべての力を出し切ってくれた。それぞれの反省点も出たので、来年に向けて克服していきたい」と振り返った。