「OH!EXPO 小田原箱根大博覧会 観光の巻」が開幕し、7月16日にはオープニングセレモニーが行われた。なりわい体験や観光ホテルの見学ツアーなど、小田原・箱根の魅力を再発見してもらう企画が、10月9日(日)まで約3カ月間にわたり各所で催される。
もともとは地域産業の紹介や地域住民の交流を目的に、「産業まつり」として始まった小田原箱根商工会議所主催の恒例行事。35回目を迎えた今年は名称を一新し、これまで以上に観光の側面に焦点をあてた内容となった。
実行委員長を務める商工会議所青年部の鈴木大介会長は、「小田原には『まつり』と名が付くイベントがありふれていることに加え、より内容に即した名称を考えて『EXPO』とした」と経緯を説明する。
また、「昨年は箱根山・大涌谷の火山活動活発化によって小田原の経済も大きな影響を受けたことで、この地域における観光産業の大きさを再認識できた」とし、小田原と箱根をひとつのエリアと捉えてPRする観光キャッチコピーも募集する。「インバウンド対策を視野に、英語バージョンも募る。この地域の魅力について調べ、考えてもらう機会にしてほしい」と狙いを話す。
会期中には、地域産業の「なりわい体験」ほか、これまで観光スポットとしてはあまり取り上げられなかった場所を巡るツアー、箱根の火山や温泉を学ぶ宿泊体験など、地域を体感できる企画も盛り込まれている=表。問合せは商議所【電話】0465・23・1811。
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