小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2016年8月20日
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蓑宮武夫委員長代行と合田委員長
今年で10回目を迎える小田原映画祭が９月10日（土）、小田原城銅門での野外上映会を皮切りに開幕する。10月２日（日）まで、複数の会場で延べ41作品が上映される。
今回から、昨年急逝した阿藤快さんに代わり、俳優で小田原ふるさと大使の合田雅吏さんが２代目実行委員長を務める。合田さんは「（阿藤さんの後で）正直プレッシャーは大きいが、期待を裏切らないように盛り上げていきたい」と語った。
今年は阿藤さんを偲び、出演作が多数上映される。
オープニングを飾る野外上映会は『築城せよ！』。24日（土）には小田原コロナシネマワールドで、阿藤さんの初主演作となった『一万年、後…。』、遺作となった『シネマの天使』、主演の松田優作さんの舎弟役を演じた『殺人遊戯』が連続上映される。『シネマの〜』上映後には、過去に阿藤さんと共演経験のある名取裕子さんがゲストで登場。阿藤さんとの思い出を語る。
また、南足柄出身・勝又悠監督の作品や小田原出身のロックバンド藍坊主のミュージックビデオ、小田原出身の作家・夢枕獏さん原作の『エヴェレスト 神々の山嶺（いただき）』など、小田原や阿藤さんにゆかりのある人たちの作品が上映される。
他にも『戦争と平和』『帰郷』『安城家の舞踏会』など日本映画の名作や、介護とは何かを考えさせる『つむぐもの』、ろう者の音楽を視覚的に表現した『ＬＩＳＴＥＮ リッスン』など今年の話題作も。ゲストに石倉三郎さんも登場する。
最終日の10月２日（日）には、ショートフィルムコンテスト（ＳＦＣ）入選11作品を一気に上映。最優秀作品を決定する。クロージングは、過去のＳＦＣで入選した新井健市監督の初長編作『野生のなまはげ』を上映。
チケットは現在発売中。野外上映会は前売り券のみの販売で、上映前日の９月９日（金）まで。すべての上映作品や日程、料金は専用ホームページで確認を。
問合せは事務局【携帯電話】０９０・７２１４・６４０１大塚さんまたは【メール】staff@odawaraeigasai.sakura.ne.jpまで。
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