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地元産電力で地域活性化 「湘南のでんき」概要発表

経済

公開:2016年8月20日

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ECHOが支援する湘南ベルマーレフットサルクラブの選手(両端)と蓑宮社長(右から3番目)ら
ECHOが支援する湘南ベルマーレフットサルクラブの選手(両端)と蓑宮社長(右から3番目)ら

 小田原箱根エネルギーコンソーシアム(通称:ECHO(エコー))は8月8日、小田原・箱根地域の一般家庭向けに「湘南のでんき」として10月1日から電力供給を開始するにあたり、サービスの概要を発表した。エネルギーを通じた地域貢献や地域活性化を視野に、収益の一部を地域に還元する。

   *   *

 ECHOは、小田原市に本社を置くほうとくエネルギー(株)(蓑宮武夫社長)、(株)古川(古川剛士社長)、小田原ガス(株)(原正樹社長)に、平塚市の湘南電力(株)(渡部健社長)を加えたエネルギー関連企業4社が今年3月に結成。エネルギーの地産地消から地域活性化につなげることを目指しており、地元の湘南ベルマーレフットサルクラブのスポンサーなども務める。

 10月に供給が始まる「湘南のでんき」は、湘南電力が、再生可能エネルギーを導入するほうとくエネルギーなど地元の発電業者から電気を調達、古川と小田原ガスが販売代理を担う。地元で発電された電気を優先的に使うため、送電時のロスが少なく、効率的に利用できる特徴がある。また、従来より使用料金も安価になる。さらに料金の1%は地場産業の活性化や地域の防災、湘南ベルマーレの応援など、3つのプランから顧客が希望する活動に還元され、電気を使うことで間接的に地域貢献できる仕組みとなっている。

 古川社長は、「再生可能な電源による地元産の電気を使い、地域貢献にもつながる事業は、未来のエネルギー供給の仕組みを考えるうえで一つのきっかけになる」と意気込みを話した。

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