「第34回神奈川県タグラグビー大会」が10月9日に開成水辺スポーツ公園で開催され、小学校低学年の部で小田原タグラグビークラブが優勝した。
主将の辻碧晴(あおば)君(矢作小2年)を中心に、下府中小2年の井上大雅君、加藤修之介君、香月優輝君、小山丈太朗君、宮岸夏大(なお)君の5人と、金子凌典(りょうすけ)君(下中小2年)、谷津倉辰典君(千代小2年)、冨山優花さん(函嶺白百合学園小2年)、加藤悠之介君(れんげ幼稚園年長)の10人で臨んだ同チーム。予選リーグで2勝し進んだ決勝トーナメントでは、3連勝で頂点に立った。
無敗での優勝に辻君は「練習したことがしっかり出せた」と話し、加藤(修)君は「勝ちたい気持ちが強かったから優勝できた」と誇らしげな表情を見せた。
ラグビーのようにタックルやボールを蹴ることができないタグラグビーは、腰につけたタグをとることで相手の前進を防ぐ。チーム唯一の女子選手として奮闘した冨山さんは、「いっぱい走りまわれるのが楽しい」と競技の魅力を語る。大会後には新メンバーも加わり、
さらににぎやかになったチームは、楽しみながら成長を目指す。