小田原高校定時制の文化祭が10月22日、同校で開催された。おでん、焼きそばなど、学年毎の模擬店が並ぶなか、校舎入口から正門まで一直線に敷かれたレッドカーペットのランウェイを、ヘアーメイクをし、衣装を着た生徒がファッションショーさながらにポーズを決めながら闊歩した。
歩いたのは選択講座「ビューティーI・II・III」を受講している生徒たち。ヘアーメイクオフィスB.B代表の大熊真由美さんが講師を務め、授業が行われている。日頃学んだことを活かし、当日は生徒たち自身が友人や自らをメイクアップ。大熊さんは「とてもきれいにできていた。メイクは無限大だからなんでもやりたいですね」と話した。
部活を終えた全日制の生徒もランウェイにくぎ付け。「かっこよかった!」と目を輝かせ「定時の人たちとは普段あまり関わらないが、すごく楽しそうというのが伝わってきた。全日制でもやりたい」と話した。
定時制生徒会長の高橋さくらさん(3年)は、「メイクを褒められ、歩いていて気持ちよかった。来春卒業だけど、来年は後輩の活躍を見に来たい」と話した。