小田原市議会12月定例会が、11月24日に開会した。会期は12月14日までの21日間。墓地等の経営許可に関する条例の一部改正案や補正予算案など16議案が上程、審議される。
今議会では、一般会計と特別会計をあわせて補正予算2件、条例の一部改正9件、事件議案2件など計16議案が審議される。
一般会計補正予算では23億2933万円を追加。歳入では、好調の特典付きふるさと納税による寄附金による6億円を計上、新たにPR事業費として3億5630万円を追加し、さらなる寄附金の獲得をめざす。
このほか、臨時福祉給付金給付事業費に6億1416万円、災害時に広域避難所となる小中学校の維持管理に3億7909万円などを盛り込み、9つの小中学校で外壁やトイレなどの改修を行い、防災機能の強化を図る。
また、来年4月の城山陸上競技場のリニューアルオープンに向け、歩車道の区分がない同競技場へ通じる市道0006(市内城山)に敷かれたグリーンベルトの補修などに119万円、競技場の駐車場整備に1957万円をあてる。市道水路整備課は、「ラグビー日本代表の合宿地に使用予定など、リニューアル後は利用者増が見込まれる」とし、歩行者の安全確保に向けてグリーンベルトの延伸も行う予定という。
介護保険事業の特別会計には、地域包括支援センターの増設に伴うシステム改修委託料として352万円を追加。同センターは保健師や社会福祉士が、高齢者の健康や介護の相談を受ける機関。自治会連合会を区域に市内8カ所に整備されているが、より身近な地域での相談を可能にしようと、来年4月を目途に富水、桜井、豊川・上府中、新玉・山王網一色・足柄の地区に4カ所の増設をめざす。
墓地との距離も審議
条例議案では、墓地と住居や人が使う建物との最短距離を110m以上、火葬場は300m以上とするなど、墓地の経営許可に関する条例改正案などが審議される。可決されれば、来年4月1日から適用となる。
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