神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

JR小田原駅長を務める 市川 清一さん 松田町在住 56歳

公開:2016年12月10日

  • X
  • LINE
  • hatena

選ばれる鉄道に

 ○…毎日、約3万4000人が利用するJR東日本小田原駅の第42代駅長を務める。「お客様の安全が第一。安心して利用してもらえる駅にしていくこと」を念頭に置き、日々の業務に勤しむ。「小田原は旧駅舎を含めて立派な駅というイメージ。歴代の駅長が残したものを引き継ぎながら、私の色も出していかなくてはいけない」と意気込む。

 ○…生まれも育ちも松田町。幼い頃は山と川に囲まれた大自然が遊び場だった。「松田山を駆け回り、夏は川で思いっきり遊んだ」と微笑む。小田原駅にも当時からゆかりがあり、電車に乗っては父母に連れられ映画館やショッピングに出かけた。また城址公園にも足を運び、ライオンや象の迫力に魅了された。「象のウメ子がおりこうで。果物の皮をむいて食べているのが印象的だった。観覧車にもよく乗ったな」。

 ○…地元の小中学校で学び、平塚農業高校を経て20歳で入社。横浜支社勤務が長かったが、国府津駅や茅ケ崎駅など勤続35年で数々の現場も経験。中でも駅長を務めた茅ケ崎駅では、発車メロディーの変更と駅ビル「ラスカ茅ケ崎」の建て替え工事に携わったことが思い出だ。

 ○…休日は趣味のウォーキングを楽しむなど地元で過ごすことが多い。松田から小田原アリーナ周辺までの川沿いのサイクリングコースを、景色や空気を感じながら歩くことがお気に入り。「松田山を見ながらゆっくり歩くことが好き。春には桜、6月には紫陽花も楽しめる。鮎釣りをしている人たちも見ながらね」

 ○…「小田原駅としてのおもてなしをしていかなくては」と、週末限定で小田原を発着するリゾート列車「伊豆クレイル」の運行の際には、駅職員をはじめ、ラスカ職員や清掃員などが一堂に見送りをするなど余念がない。「他社に負けず心がこもったサービスを」。この先も利便性が良く、地域に密着した駅を目指し尽力していく。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版の人物風土記最新6

石黒 太郎さん

(株)籠淸の専務取締役として、本店再建100周年事業を担う

石黒 太郎さん

小田原市城山在住 51歳

4月20日

大曽根 一成さん

「2024 OUR KANAGAWA 展示商談会」の実行委員長を務める

大曽根 一成さん

小田原市曽我光海在住 44歳

4月13日

村場 十五(じゅうご)さん(本名:村場悦郎)

小田原俳句協会の会長に就任した

村場 十五(じゅうご)さん(本名:村場悦郎)

小田原市荻窪在住 77歳

4月6日

津田 かおりさん

箱根湯本の旅館で若女将を務めながらSDGsの啓発に励んでいる

津田 かおりさん

箱根町湯本在住 43歳

3月30日

乾 恒雄さん

県からSDGs表彰を受けた認定NPO法人小田原なぎさ会の理事長を務める

乾 恒雄さん

小田原市酒匂在住 70歳

3月23日

小澤 芳信さん

2023年度神奈川県レクリエーション協会の功労者表彰を受けた

小澤 芳信さん

小田原市栢山在住 91歳

3月16日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook