今年度の小田原市のふるさと納税の寄付額が11月末時点で6億1326万円に上り、県内最高額となったことがわかった。
小田原市のふるさと納税制度は昨年9月にスタート。寄付額に応じて返礼品が選べる。年度末までの7カ月間で4860件、約1億8100万円が寄せられた。
今年は「みかん」「花」「人間ドッグ」など新しい返礼品を追加。1万円から104万円まで、寄付額に応じた返礼品を200種類に増加。また10月からは市民からの受付けも開始した。
市では年度当初、今年度の寄付額を4億円と見込んでいたが、既に1・5倍以上が寄せられたことになる。市民からの寄付も11月28日現在で79件・286万円が集まっており、市広報広聴課では増加の要因として「高額な商品への人気が高まっているので、それが数字に反映されているのでは」と分析する。同課によると11月現在で神奈川県内においてふるさと納税制度を活用している自治体のうち、「県内最高額を集めている」という。
返礼品では、おまかせ干物セット、期間限定ヒルトン小田原のおせち4段セット(すでに完売)、相州切り落とし肉800gなどが人気を集めている。昨年は11、12月に寄付が集中しており、今年もこれから年末年始を見込んだ寄付額の増加が期待されることから、市は見込み額を10億円まで上方修正した。
また今後のPRとして同課は「小田原市はバラエティに富んだ多彩な商品を揃えている。ふるさと納税を通じて地域の魅力を発信していきたい」と話した。
小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|