山北高校弓道部が、12月23日(金)から25日(日)に愛知県名古屋市で行われる「第35回全国高校弓道選抜大会」に神奈川県代表として男子団体戦の部に出場する。
出場するメンバーは部長で市内栢山在住の滑川祐輔君と河村紘壱(こういち)君(南足柄市)、山崎佑輔君(同)、曽比在住の小河原(おがはら)啓太君の2年生4人。
競技は3人1組で1試合1人4本を射的、計12本の的中数で競う。山北高は2次予選を1位で通過。上位8チームによる決勝トーナメントに進み、決勝では県立川和高(横浜市)を10対8で退けた。部長の滑川君は「練習通りの結果が出た」と県予選を振り返った。
山北高弓道部は、6月の関東大会、8月の全国総合体育大会と国体関東ブロック大会、9月の関東個人選手権選抜大会と、年内に行われた関東および全国大会すべてに出場。来年3月の東日本高校弓道大会への出場も決めている。8月の高校総体では5位に入り、今年最後の大会となる全国大会では「優勝」を狙う。
河村君は「1本目でチームの流れが決まる。必ず当てたい」と全国大会へ向けて意欲を語る。小河原君はムードメーカーで「OB、学校の皆さんの期待に応える結果を出したい」と話す。 山崎君は勝負所を任される役どころ。「1本でも多く当てたい。深呼吸をして心を整えて臨みたい」と意気込む。顧問の磯崎幸彦教諭は「毎日練習場から掛け声が聞こえるほど頑張っている。当日は試合を楽しんで欲しい」と生徒たちにエールを送る。
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