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おだわら駅伝で酒匂を10連覇に導いた監督の 加藤 学さん 市内酒匂在住 52歳

公開:2017年1月21日

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紛れもなく”全力中年”

 ○…「初めて予想通りの展開で、楽しい大会でした」そう言って満面の笑みを浮かべた。おだわら駅伝でV10を達成。野球少年で「王・長嶋のV9時代」ドンピシャ世代にとっては、感慨深い記録達成となった。ただいつも勝敗は二の次。連覇のプレッシャーなど「まったくない」という。勝ち負け以上に、地元のため、タスキをつなぐために集まった選手たちと「また会えたね。うれしいよ」と目を細める。その笑顔は年に一度の”同窓会”を楽しむ恩師の姿を思いださせる。

 〇…1964(昭和39)年10月10日。日本で初めて五輪が開かれたその日に産声を上げた。誕生日とスポーツの経歴が示す通り、小さな頃からスポーツ万能と思いきや、小学生までは肥満体型で走ることも「得意ではなかった」。中学の野球部時代に取り組んだ筋トレと有酸素運動を組み合わせたサーキットトレーニングのおかげで「足が速くなった」。

 〇…就職後、しばらくして始めた合気道。体力には自信があったにも関わらず、稽古で息が上がっている自分がいた。「いかん」と思い、補強運動のつもりで始めたランニングは、以来日課となった。多い時には月に600Km走り込んだことも。フルマラソンでは2時間42分のベストタイムを持つ。今でも朝6時前から約30分、6Kmのランニングをほぼ毎日続けている。「まったく疲れない。走らない方が気持ち悪い」と事も無げ。たまに走らない日は「具合悪いの?」と家族から心配されるほどだという。

 〇…現在は少年ソフトボールチームの監督も務める。土日はもちろん、平日も週に数日は子どもたちの練習に付き合う。その無尽蔵なパワーに、ただただ驚かされる。リラックスするのは、沖縄好きが高じて購入、教室にも通った三線を爪弾くひと時。読書も好きで、剣術や戦国物などがお気に入り。本を読む時は、本と一緒に脚も開いてストレッチ、というのが加藤流。

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