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野頼君が準優勝に貢献 全日本少年サッカー大会

スポーツ

公開:2017年1月28日

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攻守にわたりチームを勝利に導いた野頼君
攻守にわたりチームを勝利に導いた野頼君

 Jリーグの下部組織、横浜F・マリノスプライマリーに所属する野頼駿介君(足柄小6年)が、昨年12月に鹿児島県で行われた「全日本少年サッカー大会」に出場し、準優勝を果たした。

 全国から都道府県の代表48チームが集結し、頂点を目指した小学生最高峰の大会では、大会前から勝負のポイントにあげていた入江SSS(静岡)との一戦では、前半をリードされて折り返す苦しい展開となった。しかし、ハーフタイムに「これ以上失点しないで、同点のつもりでいこう」と再び全員が結束すると、後半立て続けにゴールを決め、逆転勝ち。予選リーグ3試合を全勝して首位で突破し、決勝トーナメント進出をたぐり寄せた。

ベスト8で初ゴール

 「全国大会の雰囲気に緊張していた」と普段より力が入っていたという野頼君。初戦のサンフレッチェ広島に1―0で勝つと、「攻守のバランスの取れたマリノスらしいサッカーができた」と、準々決勝のヴァンフォーレ甲府には5―1で大勝。野頼君はこの試合で大会初得点も決めた。

 「一番力が入った」という準決勝のディアブロッサ高田FC(奈良)戦は、終盤で点をとり合いながら、「絶対に負けられない相手だった」と延長戦の末、劇的な勝利。決勝のセンアーノ神戸(兵庫)戦は2点リードを許すも諦めずに攻め、後半に一点差に詰め寄ったが惜しくも1―2で敗れた。目標だった全国制覇にはあと一歩届かなかったが、野頼君はサイドバックとして攻守にわたって、準優勝に貢献した。

 大会を終えて野頼君は「もう少しゴールを決めたかったので、悔しさが残るけれど自信がついた。小学校最後の思い出と課題ができたので(マリノスの)ジュニアユースに進んだらまずはレギュラーを取ることを目指したい」と、すでに次のフィールドを見据えていた。

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