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2月5日に「小田原読書会」を初めて企画・開催する 川瀬 智幸さん 市内浜町在住 38歳

公開:2017年1月28日

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蓄えた引出し、開くのは今

 ○…「性別や年齢を問わず、自分とは違う考え方や感じ方を知りたい。人との出会いも楽しみです」と、知りたがり、かつ人好きの性分が騒ぎ、自らの企画・主催による読書会開催となった。兄姉の影響で、幼い頃から本は身近な存在。自ら欲して求めたのは、「中学時代の司馬遼太郎あたりが最初」と渋い。とにかく人が面白いと言えばメモを取り、気がつけばリストは100冊くらいになっている。

 ○…中学時代は”中の上”くらいのサッカー少年だったが、高校入学と同時にレベルの違いから、部活への足が遠のいてしまう。”帰宅部”になってからの日課は、自宅近所の伊勢治書店で本を買って部屋で読むこと。そのおかげか高校3年から「突如として現代文が得意になった」と笑う。慶応大学商学部に入学後、サークルの先輩に連れられて競馬場に通ううち馬に魅せられ、卒業後は競走馬の生産・育成牧場の門を叩いた。今でもメールアドレスにその名を刻むほど心を砕いた1頭がいる。「サンデーアトム」。ウインドブレーカーを噛みちぎるほどのやんちゃ坊主だったが、毎日声をかけるうちに心が通った。職を離れた後も、活躍を目にする日を心待ちにしていたという。

 ○…自称「筋金入りの」方向音痴。富水駅から小田原アリーナへ向かった往路、復路はなぜか蛍田駅にたどり着き、「この時ばかりは自分でもびっくりした」と目を丸くする。最近の楽しみは、スマートフォンで地図アプリを頼りに出かける旅先でのサイクリング。「道に迷わないことがうれしくてたまらない」と、柔らかな笑顔を見せた。

 〇…考えすぎてしまうことの多い自身が、人と関わることで行動力が足りないことに気づいた近ごろ。派手なことはできずとも、「コツコツと地味なことでも続けたい」。本を読み続けて蓄えた知識を、自分の足で出向いた先で出会う人たちとキャッチボールできる日が来たら、最高だ。

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