小田原版 掲載号:2017年3月11日号

しだれ桜の開花を前に 社会

長興山紹太寺で改良材投与

(上)2016年末に行われた液の投与(下)昨年のしだれ桜
(上)2016年末に行われた液の投与(下)昨年のしだれ桜

 間もなく開花を迎える、長興山紹太寺のしだれ桜。樹齢340年を数え、満開時には翼を広げた鳥のような優美な様の桜に、昨年11月から、土壌改良材の投与が始まった。

 投与されたのは、世界文化遺産の構成資産に登録されている静岡県の三保松原で使用実績のある「スーパーER」。同地で松枯れの進む木に使ったところ、樹勢が回復する結果が出たという。材は微生物をミネラルと黒砂糖で培養したもので、紹太寺では毎月1回、600リットルを桜の根元に注入している。

 武内徳昭住職によると、樹木医の診断では幹がまだ太ってきているため、うまくいけば回復の見込みがあるという。「毎年多くの人が楽しみにしてくれているので、この試みが功を奏してたくさんの花がついたら」と期待を語る。

 桜の開花状況はホームページで確認ができる。「長興山紹太寺」で検索を。
 

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