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子育て世代を一元サポート 包括支援センター開設

教育

公開:2017年4月15日

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母子手帳を持つ相談員
母子手帳を持つ相談員

 厚生労働省が呼びかけ、全国で設置が進められている子育て世代包括支援センター。小田原市でも4月1日、市保健センター内に「子育て世代包括支援センターはっぴぃ」が開設された。

 同センターは、妊娠期から子育て期(就学前)までの相談を一元的に受け、切れ目なく継続して支援する施設。開設に伴い、市内17カ所で対応していた母子手帳交付窓口も、同センターに集約された。

 これまで届出書の提出のみで交付されていた母子手帳は、今後センターで母子保健相談支援専門員と面談の上、発行される。若年出産や高齢出産などフォローが必要とされる人も含め、全員を面談対象とすることで、届出書や電話対応だけでは潜在化していた妊娠中の悩みや相談をいち早くくみ取ることが可能になったという。保健師の神谷美智子さん(40)は「顔がみえる関係を築けるので、些細な事にも気づける」と意義を話す。

 面談時には、予防接種や健診のスケジュール、小児科・保育園の情報など、出産後の情報も積極的に発信。市内27の地区ごとに担当の保健師がおり、妊娠中から出産後のケアまで原則同じ担当者が必要に応じて支援にあたる。

 センターには既に離乳食の進め方や絵本の選び方など育児相談が中心に寄せられているという。専門員の北川あすかさん(36)は「身近な相談相手になれたら。気軽に立ち寄ってもらいたい」と活用を呼びかけた。

 「はっぴぃ」は、祝日・年末年始を除く平日の午前9時から午後5時まで、保健センター(酒匂2の32の16)内に開設。直通電話【電話】0465・47・0844。
 

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