花房が10cmほどに育った城内の御感の藤に4月10日、鳩よけのネットがかけられた。生育途中の花芽が食べられるのを避けるためで、ネットは田畑で稲や農作物を守るために使うものと同じタイプ。幅14メートル、長さ約20メートルにわたり藤を覆うように柔らかな花房を守っている。
小田原城総合管理事務所の二見典克さん(51)によると、鳩対策を始めたのは5年ほど前から。藤棚に隣接する駐車場にいた小田原ガイド協会の会員が、花芽をむさぼる鳩に気付いた。報告を受けた二見さんが現場に向かうと、駐車場側の花芽がきれいに無くなっていた。インターネット等で原因を調べた結果、5cmほどの固い花芽が柔らかくなり始めたところを狙っての”犯行”と推定。ネットでの保護を始めた。
例年4月下旬から5月の大型連休中に見ごろを迎える御感の藤。今年は3月下旬から4月初旬の天候不良のせいか、生育は「ややゆっくりめ」とのこと。ネットは花芽が20cmほどになり、薄紫の花が咲き始めるころに外す予定だ。
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