神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

関東学院小田原キャンパス 先進の研究拠点を公開 国際研修センターで内覧会

教育

公開:2017年5月6日

  • X
  • LINE
  • hatena
研究内容の説明を聞く加藤市長(右)
研究内容の説明を聞く加藤市長(右)

 関東学院大学湘南・小田原キャンパス(市内荻窪)にオープンした国際研究研修センターで4月28日、小田原市や関係企業などを招き内覧会が開かれた。集まった約120人は、同センター内の「材料・表面工学研究所」の設備などを見学した。

 国際研究研修センターは、同キャンパスの法学部が3月末で横浜キャンパスへ移転するのに伴い、その施設を改修して開設した。その中核施設の研究所は、センター開設に合わせて横浜から移転してきた。

 関東学院は1962年に世界で初めてプラスチックにメッキ加工する技術を開発するなど、表面工学のパイオニア。その技術は、現在も自動車部品やスマートフォン、パソコンなどに利用されており、研究所では多くの企業と連携した研究を進めている。

 内覧会には加藤憲一市長や市議会議員らが出席。メッキ技術を利用した自動車のエンブレムなどの製品や大学が取得した特許証、ABS樹脂へのメッキ技術に必要なナノレベルの泡を作る装置などを見学した。

 本間英夫研究所所長(特別栄誉教授・工学博士)は、「研究所は表面処理を中心として50年間やってきた。これからは食品加工やその他の分野にも取り組み、地域社会への貢献も含めて大きく発展させたい。(小田原キャンパスの)素晴らしい環境の中で、学生たちから豊かな発想がどんどん出てくることを期待している」と述べた。

 研究所に所属する学生の藤田大輔さん(24・博士前期課程2年)は、「横浜よりも実験装置も増えて規模も大きい。周りの環境もよく研究がしやすい」と笑顔で話した。

 また関東学院は国際交流の取り組みとして、将来的に研修センターで小・中・高校生らに英語研修などを行うプランも示した。
 

研究所の学生(左)と研究成果の展示物
研究所の学生(左)と研究成果の展示物
握手する本間所長(左)と加藤市長
握手する本間所長(左)と加藤市長

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

甘柑荘が定期公開へ

小田原市板橋

甘柑荘が定期公開へ

「虎に翼」主人公モデルゆかり

4月20日

学生主役のステージ登場

ライブイベント小田原大合戦

学生主役のステージ登場

高校生中心に企画運営

4月20日

県1部昇格を目指す

社会人サッカー久野FC

県1部昇格を目指す

昨年度からリーグに加盟

4月13日

箱根町が先駆モデル地域に

オーバーツーリズム対策

箱根町が先駆モデル地域に

混雑緩和へ、今夏事業開始

4月13日

1市2町でプラスに

公示地価

1市2町でプラスに

バブル期以来の上昇基調

4月6日

新作はMFゴースト版

小田原市マンホールカード

新作はMFゴースト版

市内誘客 人気アニメ活用

4月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook