小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年5月27日
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小田原道院(栄町)で少林寺拳法を志した2人が西湘高の道着で初の関東の舞台に挑戦する。
大坪士晏君(2年)は県大会・単独演武で紙一重の差の8位入賞で初の出場権を掴んだ。念願の関東大会となるが出場できた要因を「先生方の教えを守っただけ」とはにかむ。「練習してきたことをいかに出せるかが課題だった」と同校の道場で週4日の稽古に励む姿勢が結果として表れた。
「緊張して技を間違えてしまった」と県大会を振り返る岩渕凪沙さん(1年)も単独演武7位入賞で切符を掴んだ。泉中学校時代はバレーボール部に所属。全中にも出場し、高校でも「続けようか迷った」というが少林寺拳法を選択。入学して間もないフレッシュウーマンが大舞台への出場を決めた。関東大会へ向け、大坪君は「予選を通過して入賞したい」と謙虚な姿勢を貫き、岩渕さんは「リラックスして自分の力を出し切る」と意気込んだ。