神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

小田原相撲連盟の初代会長に就任した 田川 順也さん 扇町在住 46歳

公開:2017年6月10日

  • X
  • LINE
  • hatena

前を向き夢を追う

 ○…今夏10年ぶりに開催される大相撲小田原場所。その記者会見場で「相撲を通じて青少年育成に携わっていきたい。いつか2市8町から横綱を輩出したい」と初代会長として熱い思いを述べた。飲食、建設、農業法人など6つの会社の経営者。多様な業態も「作って人に渡して喜んでもらい、お金をもらえる。モノづくりという点は一緒」と柔和な笑顔をみせる。

 ○…南足柄市出身。高校を辞めて板前修業、ホテルのフロントなど職を転々。20代半ばで居酒屋を始めたが借金を作り昼間に建設業のアルバイトに。そこでノウハウを学び建設会社を立ち上げると持ち前の経営センスを発揮し数年で借金を完済した。事業が安定すると飲食業に再チャレンジ。いくつか閉店の憂き目にもあったが「負けを認めなければ失敗ではない」と常に前向き。2012年に小田原漁港にオープンさせた「小田原早川漁村」は浜焼き、屋台、土産物など外から見た”小田原で体験したいもの”を揃え一大観光スポットに押し上げた。

 ○…小学4年生から0歳までの4男1女の父。最近こそ、ゆっくりできる日が増えたというが自宅で夕食をとるのは1週間で1日か2日。「上の子とはあまり遊んであげられなかった。キャッチボールをしたり、月並みなことが新鮮」としみじみ。それでも頻繁に携帯電話は鳴る。家庭での仕事モードと優しいパパの両立が今の課題だ。

 ○…自身は相撲未経験。中学の後輩で、旭丘高校相撲部で顧問を務める岸田光弘さんとの再会によって相撲とつながった。経営する店で相撲部員たちに夕食をふるまう。魚介のちゃんこなど特製メニューに「1週間で2升の米が無くなりますよ」と目を細める。いつか小田原に相撲場を作りたい。富士山を背景に、小学生から大人の大会や大相撲巡業を毎年開催したい。輝かせる瞳の奥には実現へのアイデアがぐるぐると回っている。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版の人物風土記最新6

大曽根 一成さん

「2024 OUR KANAGAWA 展示商談会」の実行委員長を務める

大曽根 一成さん

小田原市曽我光海在住 44歳

4月13日

村場 十五(じゅうご)さん(本名:村場悦郎)

小田原俳句協会の会長に就任した

村場 十五(じゅうご)さん(本名:村場悦郎)

小田原市荻窪在住 77歳

4月6日

津田 かおりさん

箱根湯本の旅館で若女将を務めながらSDGsの啓発に励んでいる

津田 かおりさん

箱根町湯本在住 43歳

3月30日

乾 恒雄さん

県からSDGs表彰を受けた認定NPO法人小田原なぎさ会の理事長を務める

乾 恒雄さん

小田原市酒匂在住 70歳

3月23日

小澤 芳信さん

2023年度神奈川県レクリエーション協会の功労者表彰を受けた

小澤 芳信さん

小田原市栢山在住 91歳

3月16日

小川 尊也さん

箱根の人材不足対策プロジェクトでリーダーを務める

小川 尊也さん

(株)一の湯 代表取締役社長 38歳

3月9日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook