小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年6月17日
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毎年11月になれば破魔弓・羽子板を求める人々が来店し、年をまたいでひな人形、さらには鯉のぼりや五月人形と怒涛の日々が続く繁忙期。端午の節句が過ぎ閑散期を迎えると、まず頭に浮かぶのは”山々”だ。
20歳の頃、当時の職場の先輩に誘われ参加したのが山の会。「あまりお金をかけずにできる趣味」と足を踏み入れたレクリエーションに、40年以上が経過した今でも魅了され続けている。北アルプスに尾瀬、富士山など日帰りやテント泊で訪れた場所はおよそ100カ所。「汗を流し、仲間と助け合って上まで行くのがいい」。全国各地の頂で達成感を味わい、山を通じて人生の喜びも噛みしめた。
山の会で知り合った裕美子さんとは28歳で結婚。プロポーズは、「スイスのアルプスへ行こう」だった。新婚旅行で有言実行。店の繁忙期は娘2人の学校行事にもなかなか参加できなかったが、閑散期には家族揃って山登り。今でも年6回ほど大地を踏みしめ、妻、そして成人した娘たちと一緒に行くこともある。
「人生でずっと楽しめる」。山は、古澤家にとって欠かせない存在だ。
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