消費者目線で地元のおすすめ品を選ぶ「小田原セレクション2017」の最終選考会が、7月15日にハルネ小田原で開かれ、30商品が選定された。
『外国からのお客様に薦めたい小田原の極上品』をテーマにした今年は、一般公募で市民などから83件の推薦があった。その中から55商品が最終選考会に出品され、百貨店やメディア関係者、一般市民ら50人が選考委員を務め、得票数上位30商品が小田原セレクションに選ばれた。
地域性や独自性などの観点から最も多くの票を集めたのは、(有)山田呉服店の『小田原てぬぐい』。ブリ漁や忍者、お猿のかごやをモチーフにし、地域色と日本らしさという観点から選考委員の注目を集めた。ほかには、「寄木のデザインで珍しい」(選考委員・塙美那さん)という(株)柏木美術鋳物研究所の『御殿風鈴寄木短冊付き』や、(株)露木木工所の『スマホスピーカー』も。小田原みやげの定番・かまぼこ、柑橘類を使ったスイーツなども名を連ねた。
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選考委員として臨んだ斎藤和子さんは、ホストファミリーで外国人を受け入れている。小田原城を模した最中には、「日本人の器用さが出ていて喜びそう」と自らの経験をもとに審査した。2つの商品が選定された(株)籠淸の中村慎さんは、「選考する人がおいしそうに食べているのを見てうれしかった」と喜び、今後は販売促進につなげていきたい考えだ。
市のセレクション事業は今回でひと区切り。今後は、小田原ブランドとして冊子などで発信していく。
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