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文化部も夢舞台へ 市内高校生が総文祭に出場

文化

公開:2017年7月29日

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 文化部のインターハイともいうべき高校生最大の芸術文化の祭典「全国高等学校総合文化祭」。41回目を迎える今年は7月31日(月)から8月4日(金)にかけて宮城県で開催され、市内からは相洋高校の和太鼓部、小田原東高校の邦楽部と放送部、小田原高校の美術部が出場・出展する。

勝負の1曲で狙うは王者奪還

 郷土芸能部門に2年連続11回目の全国大会出場となる相洋高校和太鼓部は、勝負の曲で大舞台へ挑む。

 「この子たちならできる」。同部・小林悟顧問が評す今年のメンバーに授けたのは、『天翔ける龍』。表現が難しい1曲は、5年前に先輩たちが全国制覇したとき以来の選択となる。部員たちは「仲がいいのが強さの秘訣」と口にし、チーム力で悲願の再来を狙う。

 7月12日には、3年生17人が加藤憲一市長を表敬訪問=写真。部長の加藤大地君(3年)は「小田原の、神奈川の代表として全国の舞台で躍動してきたい。最優秀賞を勝ち獲ってきます」。一方の加藤市長は「常勝軍団。演奏を通じて、小田原の元気と風土を全国で伝えてきてほしい。今年もやってくれると期待している」とエールを送った。

放送部&邦楽部の14人が全国へ

 2年前に同好会として発足し、今年から部へと昇格した小田原東高校放送部。部長の見上碧音さん(3年)=写真=がアナウンス部門に初出場する。自分で取材し2カ月かけて作り上げた原稿「いなか町のひょうたん駅」で大舞台へ。見上さんは「3年間の集大成。初代部長として恥じないような発表を」と語った。

 昨年末の県大会で3位に入賞した邦楽部。横浜南陵高校、高津高校と合同チーム(25人)を組み、『群青』を披露する。同部を指導する先生が今大会のために、相模灘や空をイメージして作ったオリジナル曲。力強くリズム感溢れる同曲を、箏(第一箏・第二箏)、十七弦、神楽鈴で奏でる。

 2・3年の13人が出場する同部。部長の吉田夏実さん(3年)は「指導してもらっている先生の曲なので頑張らないと。弾いていて楽しい曲。本番も楽しんで演奏したい」と話した。

「私の絵をいいなと思ってくれたこと」

 小田原高校美術部の古瀨絵麻さん(3年)のアクリル画『マナミ』(=写真・本人提供)が出展される。

 昨年12月の高校美術展で奨励賞に選ばれ、こだわりは洋金箔。光沢を間引くため、ヤスリ加工を施してマットな仕上がりにした。

 女性の身体美を描きたかった古瀨さん。「全国出展というわかりやすい形で評価してもらいうれしい。私の描いた絵をいいなと思ってくれた人がいたことは励みになります」と話した。
 

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