小田原版 掲載号:2017年8月12日号
  • googleplus
  • LINE

金次郎の生涯描く 映画「地上の星」製作発表

文化

金次郎の生家前で。(左から)五十嵐監督、榎木さん、合田さん、柏田さん、加藤市長
金次郎の生家前で。(左から)五十嵐監督、榎木さん、合田さん、柏田さん、加藤市長
 二宮金次郎(尊徳)をテーマにした映画『地上の星―二宮金次郎伝―』の製作発表が8月4日、市内栢山の尊徳記念館で行われた。独自の仕法で荒廃した村を次々と復興させた金次郎を、ひとりの人間としてその生涯を描く。

 五十嵐匠(しょう)監督は、ピューリッツァー賞カメラマン沢田教一の軌跡を追った『SAWADA』(1996)や『十字架』(2015)などの作品で知られ国内外で高く評価されている。

 会見では「自分の目標に向かい捨身で生きる人が好き。二宮尊徳さんも復興のために自分の仕法を突き進んでいく。その姿に興味をおぼえた」と、題材に取り上げた理由を説明。また企画を持ち込んだ映画会社やテレビ局に「エンターテイメントに欠ける」などの理由で断られたことを披露し、「この映画は手づくりで『積小為大』で撮りたい」と報徳仕法の言葉を引用し”思いのある”市民や企業に協力を訴えた。

 金次郎役で小田原ふるさと大使でもある合田雅吏さんは、重責の緊張とそれを上回る使命感があるといい「褪せない報徳仕法、金次郎という人物を映画にして100年、200年残さなければ。金次郎になりきり多くの人に伝えたい」と意気込んだ。

 加藤憲一市長は映画の準備段階から、小田原市も加盟する「全国報徳研究市町村協議会」の各首長に直接電話をして協力を呼びかけた。「発表に立ち会えたことをうれしく思う。金次郎の映像は、長い間これ以上のものが作られることはないと思う」と期待を寄せた。

 会見には、尊徳を登用した小田原藩主大久保忠真役の俳優・榎木孝明さん、「武士の家計簿」などを手掛けた脚本家・柏田道夫さん、「のぼうの城」ほか数々のヒット作を世に送り出しているプロデューサー・永井正夫さんも同席した。

 作品は小田原市内でも撮影され、2019年5月に全国公開予定。

映画づくりサポーター募集

 同映画の製作準備委員会事務局では、支援金で応援する「金次郎サポーター」を募集している。

【申込要領】1口/1万円(何口でも可)。払込先/郵便振替番号00110―6―673484、口座名称「映画二宮金次郎基金」。郵便局の払込取扱票に【1】郵便番号【2】住所【3】氏名(ふりがな)【4】電話番号【5】申し込み口数【6】FAX番号【7】メールアドレスを記入(※【5】以下は通信欄)。払込手数料は払込名義人負担。(問)(株)ストームピクチャーズ【電話】03・6455・5850

小田原版のトップニュース最新6件

小田原版の関連リンク

あっとほーむデスク

小田原版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

アートと寄木との出会い

アートと寄木との出会い

12日まで 老欅荘で作品展

12月1日~12月12日

小田原版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2017年12月9日号

お問い合わせ

外部リンク