小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年9月9日
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「日本一」の目標が明確になった。第14回全国小学生学年別柔道大会(8月20日/北海道)5年生女子40kg級で橋本翔歩さん(足柄小)が準優勝した。
「日本一になりたかった。悔しい」。決勝まですべてを出し尽くした。攻め尽くした。初戦から一本勝ちを続けたが、決勝では攻撃に徹した結果、相手に懐に入られてしまった。「一本勝ちが続いたが翔歩の本来の柔道ではなく、精彩を欠いてしまった。それでも力を出し尽くした」と日頃、指導にあたる神戸悟さん。
6月から減量生活を送る日々。100g単位で体重を落とすために大好きなシフォンケーキを我慢。すべてをこの勝負にかけた。「来年は必ず、日本一」。大会後には、大磯ロングビーチでこんがりと日焼け。束の間の夏休みを楽しんだ柔道少女が、再び小田原の畳から頂点を目指し、動き出す。
経験糧に
小田原からは松浦泰然君(三の丸小)も6年生男子50kg級以下に出場した。「勝ってのける力はあった」と神戸さんが振り返るようにベストな状態で、終始攻めにかかるも全国大会独特の雰囲気に呑まれ、初戦で敗れた。「緊張してしまった。中学では必ず日本一を」。この悔しさと経験は次のステージで糧にするつもりだ。
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