小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年9月9日
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市民の減塩推進に取り組む小田原食品衛生協会(花田亮会長)が9月2日、ダイナシティウェストで「おいしいしい適塩フェア」を開催した。
減塩の知識を学ぶ「適塩クイズ」やパネル展示のほか、料理人による減塩レシピの実演調理が行われた。
だるま料理店・新田栄一取締役(72)は鰹節や昆布、鶏皮などのだしで炊いたご飯に、野菜炒めと味噌漬の焼魚、大和芋を乗せた丼を調理。「だしをしっかり利かせれば薄味でも美味しくなります」と説明した。
湘南シフォンケーキグリットの伊藤勇作シェフ(60)は「ほうれん草とサワークリームのシフォンケーキ」を紹介。もともとケーキに塩は入っていないが「野菜をたくさん摂れば食物繊維も摂れる。食全体を通してやさしい味に慣れてもらえれば」と話した。
会場で丼ぶりを試食した大塚公恵さん(南鴨宮在住・77)は、「香りも良くて味がしっかりしている。塩分は日頃から気にしているので、自分でも作ってみたい」と話した。