城山在住の俳優・磯村みどりさん(77)が、11月22日(水)正午放送予定のテレビ朝日『徹子の部屋』に出演する。番組の中で磯村さんは小田原の魅力を語る。
磯村さんは1955年、15歳の時に芸能界にデビューし、数多くの映画やテレビドラマ、舞台に出演。染色作家としても幅広く活躍している。小田原に住まいを移したのは2年前。箱根にある旅館運営の話が上がり、「温泉もあるので、歳をとったらお友達も呼んでゆっくり過ごせたら」と、都内から引っ越してきた。旅館の話はなくなってしまったが昨年11月、小田原銀座通りにオープンしたリユースの着物店「磯村みどりの着物遊び処 たんす屋」をプロデュース。着物を着て小田原のまちを散歩する企画にも同行している。『徹子の部屋』では散歩の様子や小田原の風景なども紹介される。
本紙取材に対し磯村さんは「小田原は素晴らしいところ。空気がきれいで、ふわーっと広がる朝日とともに海やお城が見えて、人と人の交流もあたたかい」と話す。司会の黒柳徹子さん(84)に「環境が変わると人も変わるのね」と言われたと笑い、「東京では『磯村みどり』のイメージを演じていたけれど、小田原ではあっけらかんと自然体の私でいられる」という。
磯村さんは現在、小田原の風魔一族や足柄山の金太郎がテーマの舞台を企画進行中。「魅力がいっぱいの小田原の文化と歴史を学んでいきたい」と意気込みを語った。