小田原北ロータリークラブ(北RC・柴田直明会長)は11月23日から4日間、経済復興支援の目的で熊本県の肥後大津ロータリークラブに招かれ、計12人が現地を視察した。
熊本城を見た柴田会長は「思っていた以上に損壊がひどく、歴史ある城が悔やまれる」と話し、がらんとした阿蘇山とともに、復興はまだまだこれからという印象を持った。
また、現地の例会では素敵な出会いがあった。出席者の中に市内曽我出身で現在、大津町在住の女性がおり、「小田原城のリニューアルの際、入館料を寄付してくれたことが、とてもうれしかった」という被災地の人であり、同郷でもある人から聞くと、北RC会員たちの心もあたたまった。
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小田原城北ロータリークラブ(城北RC・石崎孝会長)は11月28日、社会奉仕事業として、市内8小学校に図書の寄贈を行った。
図書寄贈は2010年以来2度目。28日は酒匂、下曽我、曽我、国府津、前羽、下中、報徳、下府中小学校の校長らも出席する中、児童を代表して曽我小6年の図書委員・郡山こよみさんと柏木彩音さんが出席。歴史物や小説などが好きという2人は、「学校では今、読書週間。新しい本はみんなが喜ぶ。買っていただいた本は大切に読ませていただきます」と感謝の言葉を述べた。社会奉仕委員長の守屋善男さんは「児童の健全な育成のため未来を担う子どもたちに少しでも役立てば」と話した。