小学生の陸上チーム「国府津ランナーズ」(男子)と「国府津スマイル」(女子)が12月9日、平塚市で行われた「第28回YEGベルマーレカップ2017小学生駅伝競走大会」で男女ともに優勝した。
男子65、女子48チームが参加した今大会。男子初優勝の国府津ランナーズは1区・菅原海君(国府津小5年)、2区・兵井航君(同6年)、3区・宮地敬愛(たかよし)君(同5年)、4区・和泉颯悟君(同6年)、5区佐藤淳哉君(同5年)、6区・堀内馨祥(けいしょう)君(同6年)が襷を繋いだ。アンカー堀内君に襷が渡ったときトップとの差は10秒。「これでいけると思った」と、監督の和泉克介さん(72)は勝利を確信したという。堀内君は2・1Kmを区間賞の快走で、2位と150mの差をつけてゴール。「スタジアムに入ってから最後の力を振り絞り、全力で走った。一生懸命練習してきたからうれしかった」と喜びを噛みしめた。
女子・国府津スマイルは1区・中島琴美さん(国府津小6年)、2区・山室碧南(あおな)さん(同6年)、3区・川口菜月さん(千代小6年)、4区・山下結菜さん(国府津小6年)、5区・大野菜樹(なな)さん(同6年)、6区・椎野莉子さん(東富水小6年)が3連覇をかけて挑んだ。1区から首位争いを繰り広げ、2位で襷を受けたアンカーの椎野さんはトップを早々に抜き去り独走状態に。1・7Kmを区間賞の走りで2位との差を200mに広げ、堂々の3連覇を成し遂げた。「みんなで協力して走れて、良い思い出になりました」と笑顔をみせた。子どもたちから「じいちゃん」と親しまれている和泉監督は「長年チームづくりをしてきた中で、男女で優勝できたのは初めて。本当にうれしい」と喜びを語った。
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