記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 3月4日0:00更新
「ふるさとの訛なつかし停車場の 人ごみの中にそを聴きにゆく」―。昨日3月3日に発行した西湘広域版のトップで伝えた、掛け紙・弁当箱コレクターの瀬戸曻さんを取材したとき、真っ先に浮かんだ句です。大好きなこの句を口の端にのぼらせたのは、目の前に広がる駅弁の掛け紙に印刷された、「〇〇〇停車場」の文字でした。南足柄生まれ小田原育ちのわたしには、自覚している限りでは訛がありません。幼いころから方言を持っている人がうらやましく、関西弁や九州弁など、とにかくあの独特のイントネーションに憧れを抱いていました。瀬戸さんの広げる掛け紙は、単色刷りで愛国心を促す惹句が躍る戦中の雰囲気や、万博開催・鉄道開通100年などの明るいニュースを伝える、時代の証人でありました。 (ゆ)
盛徳寺 個別供養墓を受付中最大4霊まで納骨することができる個別式の供養墓 https://seitokuji.net/%e5%80%8b%e5%88%a5%e4%be%9b%e9%a4%8a%e5%a2%93/ |
<PR>