酒匂縦貫道路 20年道路、ようやく完成 3月26日に全線開通、国道255号線の渋滞緩和に期待
小田原市と大井町を結ぶ酒匂川東側の酒匂縦貫道路が3月26日(土)、全線で開通する。すでに開通している大井町区間と小田原市の成田工業団地付近、鬼柳南エリアに加え、現在工事中の鬼柳北エリアから報徳橋東側「鬼柳入口」交差点までの約1Kmが通行可能となる。
酒匂縦貫道路は穴部国府津線「富士見大橋東側」交差点から、御殿場大井線「足柄大橋東」交差点までを繋ぐ5,530m。県道711号線のバイパスとして、国道255号線に並行して走っている。
大井町の「足柄大橋東」交差点付近と小田原市の成田工業団地付近が平成7年に開通し、次いで大井町区間が平成15年に開通した。大井町区間の1日の交通量は約9200台(国と県による平成17年度交通量調査)。国道255号線の慢性的な渋滞緩和を目的に建設が進められてきたが、平成11年度調査に比べ、平成17年度の国道255号線の交通量は変化がなかった。新たに小田原市区間が全線開通することにより、バイパスとしての渋滞緩和への役割が期待されている。
また、歩行者と自転車の安全を確保するために、歩道は4・5mと幅広く設置されているのが特長。3月26日には開通を祝い、「鬼柳入口」交差点で式典が行われる。
|
|
|
|
|
|