元フジTVキャスターの黒岩祐治氏が初当選を収めた、4月10日の神奈川県知事選挙。元開成町長の露木順一氏は、最終的に全体の26・37%にあたる82万1981票を獲得したものの、惜しくも敗退した。
選挙当日、横浜市中区の選挙事務所には内野優海老名市長をはじめ多くの支援者が顔を揃えた。午後8時の投票締切と同時に、テレビで石原慎太郎東京都知事の当確が流れ、次いで黒岩氏の当確も発表されると室内は静まり返った。午後8時10分、露木氏が姿を現し「地域から立ち上がろうという動きで、一石を投じることができた。知名度ではなく人物本位で、政策で、と訴えたが、メディアにそういったことを取り上げてもらえなかった。結果には恥じておらず、冷静に受け止めるが、大儀はこちらにある。戦いはこれから始まる」と敗戦の弁を述べた。また今後については「少し休んで充電し、冷静に考えたい。今後も政治活動を続けていく」と語った。
なお露木氏は、3政令指定都市を含む県東部や県中央部での得票数では黒岩氏の後塵を拝したものの、小田原市、秦野市、南足柄市、二宮町、足柄上郡5町、足柄下郡3町、清川村では他候補を大きく上回った。
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