南足柄市 里山に咲くモクレンの花
鮮やかな紫が里山に映える
南足柄市矢倉沢の公民館脇から金太郎自然園に向かって徒歩５分、北沢川のほとりにある樹齢約30年のモクレンの木に薄紫色の見事な花が咲き、見頃を迎えている。
このモクレンの木は、土地の所有者である杉山忠雄さんが娘さんの中学校入学を記念して植樹したもの。植えた当時は30cmほどの高さだった苗木が今では約５ｍに成長し、毎年多くの人が訪れている。杉山さんは「昨年は霜の影響で花芽がやられてしまったが、今年は例年並に咲いている。４月の半ば頃から花が咲き始め、毎日多くの人が見に来ています」と話す。
モクレンは中国南西部が原産地の落葉低木で小型のものは樹高が３〜５ｍになる。花は濃い紅色から薄紫色で、強く上品な芳香が特徴。花期は４月から５月。紫色の花が咲くことから「紫木蓮（シモクレン）」という別名もある。
見頃は４月末頃まで（4/16撮影）
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