南足柄市議会(16)、山北町議会(14)、開成町議会(12) 統一地方選 後半戦 新議員 42人の顔ぶれ決まる (投票率) 山北町は県内最高の78・42%
統一地方選挙後半戦の議会議員選挙が4月24日に投開票された。当紙発行エリアでは「南足柄市議会議員」「山北町議会議員」「開成町議会議員」が実施され、1市2町の新議員、42人の顔ぶれが決まった。投票率は県内平均が54・27%と低かったなかで、山北町は県内最高の78・42%だった。
南足柄市議会は定数16に対して、現職11人、新人5人の18人が立候補した。議席をめぐる激しい選挙戦が展開された中、トップ当選は1673票を獲得した3期目の石田久良氏(68、駒形新宿)が制した。33票差の2位には、新人の石川貴久雄氏(57、塚原)が入った。前回に続いて挑戦した新人の守屋直樹氏(55、関本)は、8票という僅差で涙を飲んだ。同じく新人の鈴木克彦氏(63、内山)も今一歩力が及ばなかった。市議会議員の投票率は前回の74・11%に比べ、65・47%と10ポイント近く下回った。石田氏は「具体的な政策を市民の目線に立って訴えてきたのが支持をいただけたと思う」と話した。
山北町議会は定数14に対して15人が名乗りを挙げた。そのうち4割の6人が新人という注目された選挙となった。トップ当選は新人の渡辺良孝氏(66、岸)が848票を獲得して果たした。2位には新人の石田照子氏(56歳、岸)が入り、新人全員が当選を決めた。女性議員は過去最高の4人に。4期目を目指した本杉博是氏は力が及ばなかった。「渡辺氏は「トップ当選になるとは思いもよらなかった。地域に根ざした活動をしていきたい」と話した。
開成町議会は定数12に対して、候補者は13人。そのうち新人が5人という、自治体面積が県内最小の地域で白熱した選挙戦となった。前回に続きトップ当選を果たしたのは、3期目の井上宣久氏(70、吉田島)。前回よりも票を伸ばし、1017票を獲得した。2位には公明党新人の前田せつよ氏(53、吉田島)が1001票を獲得して入った。井上氏は「足で地域を歩いて回り、直接町民に考えを伝えた。実績を評価していただけたのでは」と話した。
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