悲願のインターハイへ 山高ソフトテニス部が個人・団体で全国出場
山北高校ソフトテニス部(大下真吾監督)が6月12日、18日に小田原テニスガーデンなどを会場に行われた全国高校総体ソフトテニス大会神奈川県予選で、同校史上初となる優勝を果たし、7月28日(木)〜31日(日)に青森県で行われるインターハイへの出場を決めた。また同校は5月14日・15日に行われた個人戦でも柳川・瀧澤ペア、荘司・和田ペアが全国大会への出場を決めている。
関東大会出場などの実績から第2シードからの登場となった同校は予選で、平塚江南高校、向上高校、県立横須賀高校と順調に下し、決勝リーグ1試合目で、優勝候補筆頭に上げられていた東海大相模高校と対戦。接戦ながらも3-0のストレート勝ちで勝利を収め、波に乗った同校は途中、レギュラー選手のケガによるペア変更などのトラブルも選手層の厚さで乗り越え、厚木高校、小田原高校との試合でも勝利を収め、見事にインターハイへの出場権を勝ち取った。
団体戦決勝の日が誕生日だったという部長の大川正司選手は「レギュラーとして、3番手ペアとしてインターハイでは1勝でも多く勝ち、チームを盛り上げたい」と話す。個人戦・団体戦でともにインターハイ出場を決めたキャプテンの柳川隆選手は「先日の関東大会では団体戦で結果が出せなかった。個人戦・団体戦両方で出場するが、インターハイでは団体戦で結果が出せるようにがんばりたい」と全国大会へ向けた決意を語った。
優勝が決まり、胴上げをされて嬉し涙を流したという大下監督は「今回の優勝はレギュラーメンバーだけでなくバックアップをするチーム全員で勝ち取った優勝。応援をしてくれている保護者のみなさんや、練習場を貸していただいている山北町のみなさんへ恩返しするためにもインターハイで結果を出してきたい」と感謝の気持ちとインターハイへの意気込みを話す。
同校でインターハイへ出場するメンバーは以下の通り(敬称略)。
【個人戦】柳川隆(3年/後衛)・瀧澤勇介(2年/前衛)ペア、和田直也(3年/前衛)・荘司卓也(2年/後衛)ペア
【団体戦】柳川隆(3年/後衛)、瀧澤勇介(2年/前衛)、和田直也(3年/前衛)、荘司卓也(2年/後衛)、斎藤夕(3年/後衛)、大川正司(3年/前衛)、鈴木大介(3年/後衛)、津田和哉(3年/前衛)。
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