足柄茶の灯は消えず 新商品「足柄仕立て」発売
県農協茶業センターが9月1日、足柄産のお茶と鹿児島産のお茶をブレンドした新商品「足柄仕立て」を発売した。
同センターでは、県下で生産された茶から食品衛生法の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されたことを受け、平成23年度の足柄茶の出荷中止を決定していたが、県内農業の基幹品目である茶業の振興、生産者の保護、足柄茶ブランドの維持・発展の観点からも平成23年度茶葉の販売が不可欠と判断。暫定規制値の範囲内に入っている秦野市産の一番茶、秦野市産・開成町産の二番茶に鹿児島県産の浅蒸し茶をブレンドし、足柄茶の風合いに近いお茶を開発した。
同センターでは「足柄茶を待っていただいている方のため、生産者の士気を高めるためにも歴史ある足柄茶の灯を絶やすわけにはいかない。風合いも今までと同じように仕上げました。ぜひご愛飲のほどよろしくお願いします」と話す。
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