足柄産イチゴ 「章姫(あきひめ)」今年の出来は上々 クリスマス商戦へ向け出荷始まる
クリスマス商戦を目前に控え、足柄産のイチゴ「章姫」の収穫が始まった。開成町にあるJAかながわ西湘の集荷場では、生産農家による集荷・選別作業が進められており、真っ赤に色づいたイチゴがほのかに甘い香りを漂わせている。
同地区のイチゴは、あしがらイチゴ組合(中根輝久組合長)に加盟している7軒の生産農家から出荷される「章姫」という甘味が特徴で、クリスマスケーキ用などで人気がある品種。「イチゴ炭そ病」の影響があった昨年に比べ、病害などの影響も少なく、順調に生育しているという。
中根組合長は「今年は炭そ病の影響も少なく、順調に育っている。味、大きさともに良いものができているので、ぜひ味わってほしい」と太鼓判を押す。
章姫は2月下旬頃から出荷の最盛期を迎え、5月中旬頃まで小田原市場などを中心に出荷される。今年は総出荷量で昨年より140%増の4万2千パック(1パック=300グラム)の出荷が見込まれている。
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