松田署が悲願達成 県警逮捕術大会で初優勝
神奈川県警察学校(横浜市栄区)の体育館で2月29日、「第41回神奈川県警察逮捕術大会」が開催され、松田警察署(横山雅之署長)が平成17年以来、7年ぶりの優勝を果たした。
この大会は警察官の制圧逮捕技能の向上と恒常的に訓練に励む気運を養うことが目的で、県内の警察署から54チームと県警本部から10チームが参加。男子は警察署の規模によって3つのグループに分かれ、トーナメント形式で団体戦が行われた。試合形式は徒手対徒手、徒手対短刀、警棒対短刀などの組み合わせで行われる。
松田署からは▽先鋒=佐藤優星巡査(20)▽次鋒=前川浩二巡査部長(41)▽中堅=近藤明弘巡査部長(26)▽副将=平尾智巡査長(29)▽大将=宮村稔警部補(42)▽補員=高橋篤史巡査(24)、菊池紳太郎巡査(20)の7人が小規模署(18チーム参加)のグループへ出場。1回戦で三崎署との試合に勝利すると、松田署チームは勢いに乗り、決勝では横浜水上警察を破って、優勝を果たした。
大将の宮村警部補は「若手選手がチームの力を底上げしてくれ、それにベテランが応える形でチーム全体の実力が上がった。多くの人の支援や努力に対して結果が残せてよかった」と大会を振り返った。また、市丸源一監督は「今年は良い選手も揃ったが、なによりチームワークが最大の勝因」とチームを評価した。
会場で優勝の瞬間に立ち会ったという横山署長は「激戦を制しての優勝に感激した」と優勝を喜んだ。
また、女子個人戦に出場した宗像真未巡査(23)と鈴木佑梨巡査(19)の2人は惜しくも3回戦で敗退している。
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