開成町町民センターで3月4日「第4回小田原・足柄を主題にした大学生(院生)の卒業論文に学ぶ会」が開催され、府川裕一開成町長や地域の郷土史家ら約50人が大学生3人の卒論発表に耳を傾けた。
これは小田原・足柄エリアをテーマにした学生の卒論調査に地元住民が協力し、その発表を聞くことで地域の将来に役立てようと同会(大脇良夫・井上三男両代表)が3年前から実施しているもの。これまでに10人の学生が卒論を発表してきた。
当日は東京学芸大学の桐生海正さんが「近世中期入会林野の利用とその争論」、東京農業大学の諸石貴英さんが「二宮尊徳の報徳仕法におけるまちづくり」、同大の石崎芽衣さんが「3Dレーザースキャナによるかすみ堤の計測および機能性の把握」を、それぞれの家族も見守る中で発表。参加者から様々な質問や補足、アドバイスなどが寄せられ、学生たちは真剣な面持ちで一つひとつに答えていた。
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