観光PRや町民に町への愛着を深めてもらおうと、松田町では11月15日から125cc以下の原動機付自転車(原付バイク)を対象に「ご当地ナンバープレート」の交付を始める。県西では南足柄市に次いで2番目の導入だが、プレートの形状が独自のデザインの”異形”では県内で初となる。
全国で”異形”ナンバープレートを導入している自治体では、富士山の形をした山梨県富士吉田市、コメ型の宮城県登米市、雲型の愛媛県松山市などが有名。松田町の山をイメージした形状のプレートには、松田大名行列でおなじみの「奴さん」や桜まつりの「早咲き桜」、町のランドマークの「ハーブ館」があしらわれている。デザインは、同町在住のデザイナー・飯田勝彦氏に依頼し、上がってきた5、6案に修正を加えて現在のものに決定した。セグロセキレイ(町の鳥)やコスモス(町の花)を使う案もあったという。予算は製作料・デザイン料など170万円。
ナンバープレートは現行のものとの選択式。新規・中古の登録車だけでなく、現在所有の原付のナンバー交換も可能。町では11月15日から20日まで、先着順で希望ナンバーの交付を受け付ける(土・日を除く)。担当課では「ぜひ多くの方に付けていただき、広く松田町を宣伝してもらえれば」と話している。
2012年4月1日現在、松田町の125cc以下の原動機付自転車登録台数は808台。
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