県衛生研究所によると、第48週(11月26日〜12月2日)の感染性胃腸炎報告数は県内で4344人(定点当たり21・29)と、前週の2739人(同13・49)に比べ急増していることがわかった。
同所では県内213カ所の小児科定点の医療機関から毎週、報告を受けている。
報告数の増加が顕著なのは厚木(定点当たり31・91)、茅ヶ崎(同27・57)、小田原(同23・83)保健福祉事務所管内と、横浜市(同21・32)、川崎市(同26・38)、藤沢市(同22・89)で、定点当たりの報告数が20・00を超えたため「警報レベル」に達した。足柄上保健福祉事務所管内では定点当たり4・33(前週4・67)とまだ少ないが、感染性胃腸炎は例年12月に流行のピークを迎えるため注意が必要となる。県衛生研究所では「冬期はノロウイルス等のウイルス感染が多くなるので予防のために、手洗いの励行を心がけましょう」と呼びかけている。
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