山北町パークゴルフ場 県内6番目の公認コースに 親睦大会で認定書の授与式
2011年10月にオープンした山北町立の「山北町パークゴルフ場」(山北町山北3313―4)がこのほど、(社)日本パークゴルフ協会により全国で373番目の公認コースに認定された。県内では、水辺スポーツ公園パークゴルフ場(開成町)、多摩川うなねパークゴルフコース(川崎市)、中井中央公園パークゴルフ場(中井町)、くりはま花の国パークゴルフ場(横須賀市)、湘南ひらつかパークゴルフ場(平塚市)に次いで6番目。
元山北高校跡地に整備された山北町パークゴルフ場のコース面積は7065平方メートルで、公認コースの基準7000〜10000平方メートルに対して、全国でも小さい方になるという。距離は705m、ホール数18、打数66。
同所を管理する町生きがい事業団の石川治夫事務局長(町パークゴルフ同好会会長)は「盛土をしてアップダウンの高低差3m50cmを付けて水はけを良くし、バンカー13カ所や池2カ所を設けるなど起伏に富んだコースを創出することで、面積の小ささを補充しました」とその取り組みを説明する。また、来場者に景観を楽しんでもらおうと、コース周辺の傾斜地に、ヤマユリ200本や山北に自生するエビネラン350本も植栽してきた。認定には書類審査や現地調査があり、設備の確認や安全性、指導者の有無等が審議された。
自治会、議会、行政同好会による初の大会
町では「協同の町づくり」を進めることを目的に、自治会、議会、行政、パークゴルフ同好会のメンバーら60人による「第1回親睦パークゴルフ大会」を19日に同場で開いた。行政(3役と課長)と議会、自治会らが一緒にプレイするのは初だという。町では、今後も継続して開催する予定だ。
大会に先立ち認定書の授与式も行われ、神奈川県パークゴルフ協会連合会の辻村洋二会長から湯川裕司山北町長に書状やプレートが手渡された。
湯川町長は「このコースは高台にあり、酒匂川を見渡すことができる素晴らしいロケーションにある。公認コースをもらえることができてよかった。これを契機にパークゴルフ利用者の裾野を広げていきたい」と期待感を示した。
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