山北町東山北駅周辺 小田原百貨店とコメリが出店 岸原耕地（はらごうち）地区の商業ゾーン
山北町第４次総合計画で定住促進・生活拠点再生エリアとして位置づけられている「東山北駅周辺地域」。
町では２０１１年３月に「東山北１０００まちづくり基本計画」を策定し、具体的なまちづくりプランの全体像を示している。
中期的な目標として、「２０１８年度までに同地域の定住人口１０００人の増加を目指す」としている。
計画の主な内容は、地域を「住宅ゾーン」「商業ゾーン」「産業ゾーン」に分け、主要幹線道路とのアクセス性の向上など交通基盤の整備も進めていく方針。
商業施設の進出で利便性向上に期待が
商業ゾーンは岸原耕地地区に計画されており、開発面積は約１万平方メートル。昨年秋に（株）小田原百貨店（本社＝小田原市栄町、神戸洋一代表取締役社長）の進出が決定しており、原耕地地区地権者会と同社との間で、事業契約に関する合意書が交わされている。同ゾーンの事業計画では、メインテナントとして（株）小田原百貨店の生鮮食品スーパーが入り、同じ商業エリア内にサブテナントとして（株）コメリ（本社＝新潟市、捧雄一郎代表取締役社長）のホームセンターが予定されている。
町では「優良企業２社の進出により、東山北駅周辺地域の生活利便性向上や地域活性化を図り、町全体の定住促進につなげたい」と期待を寄せている。今後、関係法令の手続きなどを行い、来春のオープンを目指して進めていく予定。
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