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定住促進へ大きく始動 山北町 山北駅北側に6階建て町営住宅 来春の完成を目指す
山北町(湯川裕司町長)がこのほど、民間資金等を活用したPFI手法による町営住宅整備事業の契約をやまきた定住促進パートナーズ株式会社(山北町向原、西山和成代表取締役)と締結した。契約期間は2012年12月7日〜2039年3月31日。契約金額は約9億9425万円。同事業は国庫補助と家賃収入で運営する計画になっている。
建設地はJR御殿場線山北駅北側のふるさと交流センターに隣接する線路に沿った用地。敷地面積は2329平方メートル。現町営駐車場と1960年代に建てられた、喫茶ヨコハマなどが入っていた商業ビルを取り壊し更地にする。ビルの解体は3月中旬頃から予定。
子育て世代を中心とした中堅所得者向けの町営住宅で、鉄筋コンクリート造りの地上6階。部屋は4タイプでA=12戸(2LDK)、B=16戸(3LDK)、C=12戸(3LDK)、D=2戸(3LDK)の42戸。建物は子育て世代が暮らしやすいよう上下階や隣接する住居からの高い遮音性やバリアフリー(フルフラットフロアー)仕様にし、一部に車イスやペット対応可能住宅も含む快適な居住環境を提供。防災・防犯に配慮し、災害時には30分以内に対応可能な体制を構築、365日24時間電話受付のコールセンターも設置予定。居住棟前には入居者や町民が利用できるコミュニティーホールや緑溢れる広場を設ける。町営住宅は14年春完成を目指しており、入居者の募集PRは秋頃から予定。
同町では町営住宅横に駅前の利便性を向上させる商業施設誘致も進めている。
「出産祝い金」「1歳までの紙おむつ支給」「中学卒業まで医療費無料」など、―出産や子育てに手厚い支援制度
定住人口を増やそうと山北町では、子育てや住まいづくりを応援する町民への支援制度も数々打ち出している。現在実施している主な内容は次の通り。
【出産】
▽妊婦健康診査費用補助=妊婦健康診査費用補助券を14回分交付
▽出産祝い金制度=第1子5万円。第2子以降は10万円(条件等あり)
【子育て】
▽紙おむつ支給制度=1歳までの子どもを養育する世帯に。1ヶ月2袋(2520円分上限)、最大24袋(30240円分)を支給
▽小児医療費助成制度=町在住の中学3年生までの子どもを対象に、入院・通院・調剤費用の自己負担分の全額補助(条件等あり)
▽保育園保育料、幼稚園使用料の一部支援=第2子以降の子どもの保育園保育料、幼稚園使用料の4分の1程度を減額支援
▽小学校・中学校の給食費の一部支援
住居に関する支援制度も充実
【住居】
▽空家活用助成金=町外からの転入者対象。活用に必要費用10万円以内で支給
▽新築祝い金制度=町内で住居を新築する50歳未満の世帯主に20万円支給
▽勤労者等住宅利子補助制度=借入金額のうち500万円を補助対象限度額とし、対象額の年利2%以内、補助期間3年以内の利子を補助 ※条件等あり
■町営住宅や支援制度の問い合わせは、町定住対策室【電話】0465・75・3650
やまきた定住相談センター (山北町定住対策室)
神奈川県足柄上郡山北町山北1301-4
TEL:0465-75-3650
TEL:0465-75-3661
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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