松田町長選挙で初当選を果たした本山博幸町長(44)が9月24日、松田町役場に初登庁した。
役場前では午前8時過ぎから町職員や町民ら約110人が待ち構え、登庁してきた新町長をあたたかな拍手で出迎えた。本山町長は深く頭を下げ、女性職員から手渡された花束を笑顔で受け取った。
その後、庁舎内で職員を集めた就任式が開かれた。本山町長は「スタートから副町長がおらず『荒波の船出』とも言われているが、松田の変化を望む声が選挙結果に表れた。これを難局と思わず、みなさんと共に町民の期待に応えられる町政運営をしていきたい。選挙で掲げた公約の実現に向けて一つひとつを精査し、優先順位を付けながら進めていこうと思っている。町民から見える町政運営、町民に開かれた町を目指したい。職員のみなさんの考え・気持ち・行動が常に町民の方を見ていれば、どのような場合でも選択に間違いはないと思う。私や上司の顔色を窺うことなく、町民の方を見て仕事をしてもらいたい。みなさんの力なくして町の進歩や変化は望めない。新しい松田町のために協力をお願いします」と訓示を述べた。
また町議会を代表し、菅谷一夫議長が「『我々は町民に対するサービス業である』と肝に銘じ、町の発展のため新町長に協力を」と語った。
この日、本山町長は課長会議への出席や足柄上地域の他市町への挨拶回り等に従事した。具体的な方針などについては、10月中旬に開会予定の町議会臨時会で所信表明を行う。
足柄版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|