開成南小学校多目的ホールで11月26日、開成町立学校運営協議会合同会議が開かれた。開成小・開成南小・文命中の学校運営協議会委員や町内外の教育関係者、地域住民など約50人が出席して、基調講演や各校の取り組みに耳を傾け、意見交換などを行った。
同町教育委員会では町内の小中学校3校すべてに、保護者や地域住民等から選出した委員で構成される学校運営協議会を設置し、家庭や地域の意見を学校の運営に生かす「コミュニティ・スクール」に指定している。合同会議は各校の委員が集まり各々の事例発表等をすることで、学校間の連携や委員の資質向上を目的に年1回行われているもので、一般にも公開されている。
今回の会議では文部科学省学校運営支援企画官による行政説明や、福島県大玉村でコミュニティ・スクールの推進に取り組んだ安齋宏之氏(現・田村市立緑小学校長)の講演も行われた。参加者から委員の選定方法について質問された安齋氏は「あて職ではダメ。学校の応援団を作るつもりで」などとアドバイスした。鳥海均教育長は「『地域で子供を育てる』という教育環境づくりのためにも、この会議に多くの町民が参加して協議会の活動を理解してもらえれば」と話している。
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