山北町の副町長に、町企画財政課参事兼課長の山崎佐俊氏(60)が4月1日付けで就任する。
副町長の東利之氏(66)が任期を1年残し、3月31日付けで退任する。そのため湯川裕司町長が今月17日の町議会定例会に山崎氏を副町長とする選任案を提出。定例会本会議で町議会が全会一致で同意した。
山崎氏は町内在住。小田原高校から日大法学部を経て1977年に山北町役場に入庁。生涯学習課長、財政課長を歴任し、3月31日付けで定年退職する。
山崎氏の任期は2018年までの4年間。
退任理由を説明
任期を1年残して退任する東副町長=茅ヶ崎市在=は、足柄上地域県政総合センター所長から県商工会連合会専務理事を経て、湯川町政の初代副町長として2011年4月に就任した。
町の人口減少に伴う定住促進対策や小中学校の統廃合などに筋道をつけ、昨年、一昨年の台風被害では災害対策で陣頭指揮をとった。
タウンニュース社の取材に東氏は「山北を愛する有能な人材が出てきている。家族の介護もあり今年初めに町長へ申し出た」と退任理由について述べ、任期途中での退任については「任期がある以上4年間務めるのが理想だが、このタイミングで後進に道を譲ることが最善だと考えた」と説明している。
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