南足柄市広町の温泉施設「おんりーゆー」(田代昌志支配人)の入館者が15日夜、累計50万人を突破した。開業から6年5カ月目。
節目の入館者となったのは会社員の松瀬勇樹さん(37)=東京都東大和市=で、職場の同僚6人と同館を訪れたという。
松瀬さんは今年5月に開催されるウォーキングイベントで小田原から山中湖までの約100キロを48時間以内で完歩するために周辺の山を歩き、汗を流すため午後6時過ぎに同館を訪れた。田代支配人から花束と記念品の年間パスポートを贈られた松瀬さんは「びっくりしました。これを機会に友人や家族を誘ってまた来たい」と話していた。
温泉施設「おんりーゆー」は、南足柄市中沼の(株)足柄グリーンサービス(桜井孝一代表取締役会長)が2007年に開業した天然温泉の入浴施設で、泉質は単純硫黄泉。年間360日の営業で、都心部からの来客が全体の7割に及ぶという。
同社は施設西側の南足柄市足柄森林公園・丸太の森の指定管理者で、3月21日には同地内に空中トレッキングコース「飛天狗」を開設。冒険をテーマにした国際規格の野外教育施設も運営する。「おんりーゆー」の眼前には2010年に天皇・皇后両陛下が樹木をお手植えされた森や御製碑、大雄山最乗寺、県の里地里山保全地域もある。
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