中国茶など茶文化の伝承活動を展開している加藤晶代さん(南足柄市壗下在住)が、フォトコンテスト「ネイチャーズベストフォトグラフィージャパン2013」のモバイル部門で佳作を受賞した。
コンテストは日本の美しい自然を捉えた写真作品を選出し、世界へアピールしようというもの。米国のネイチャーズベストフォトグラフィーの監修の下、その日本法人が2012年から開催している。今回は3千点を超える応募作品の中から10部門、64作品が入賞した。受賞作品は主催者が発行する写真集やホームページに掲載される。
写真は気に入ったものがあれば撮る程度という加藤さん。受賞作品は昨年6月22日の早朝に自宅付近からスマートホンで撮影した。「明神ヶ岳や富士山のある西の空に神秘的な雲がわき上がり、朝焼けに照らされて満開の桜の枝のように見えた。後でその日が富士山の世界文化遺産登録の日と分かり、山や空がそれを喜んでいたのかも」と語る。作品名の「木花咲耶姫命」(このはなさくやひめのみこと)は、日本神話の富士山と桜の神様にちなんで名付けた。
加藤さんは「自分にとっても特別な一枚なので選ばれて嬉しい。海外の人にも足柄の自然の美しさを伝えられれば」と話している。
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