高齢者と学生噺家が交流 デイサービス和らぎで落語会
南足柄市和田河原にある「デイサービス和らぎ」と「グループホーム和らぎ」で3月20日、学生噺家による落語会が開かれた。
今回の落語会は施設の利用者に普段と違ったレクリエーションを楽しんでもらうことと、学生噺家に発表の場を提供し、同時に福祉の現状への理解を深めてもらおうと同施設が企画。
当日は東海大学落語研究部から頭下位(とうかい)亭暮守(ぼす)さん(2年)、東風(とうふ)さん(2年)、黒塔(こくとう)さん(1年)の3人が高座に上がり、「芸名は入学当初に先輩の思い付きで付けられる」と、学生らしいつかみで場の雰囲気を和ませ、軽妙な語り口で落語を披露。高座の後には利用者と学生がお茶を飲みながら和やかに交流した。
市内から同施設に通う松倉ノブさん(88)は「若いお兄さんの落語はとても面白かった。また来てちょうだい」と笑顔を見せていた。
4月から部長になるという暮守さん(本名・長井貴史さん)は「みなさんが温かく見守ってくれていたので、やっていてすごく面白かった。他のメンバーも連れて来たい」と振り返った。
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催しいっぱいセンター祭り4月20日 |
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